文章というものは複雑です。

相手に、自分のいいたいことをわかりやすく伝えるためには、ただ長々と文章を羅列していくだけではいけません(私のことですが・・)

今回は、Webならではの文章の構成方法を、もう一度学びなおしてみたいと思います。

伝わりにくい文章とは?

では、具体的に「伝わりにくい文章」とは、なんでしょうか。

・結論のない文章。

・句読点もなく、無駄に長い文章。

・自分の感想だけを羅列した文章。

①結論のない文章

結論のない文章は、何が言いたいのかわからず、相手に伝わりません。

Web検索をする人にとって、必要な情報は、疑問に対する「答え=結論」です。

テーマが定まっていないと、結論もわかりづらく、文章全体がダラダラとしてしまいます。

②一文が無駄に長い文章

一文(始まりから句読点まで)に、情報を詰め込みすぎても、結果として何が言いたいのかわからない文章になってしまいます。

一般的に「一文で伝えられることは1つだけ」といわれています。

その文で伝えるべきことは何かを明確にし、一文を簡潔に、

シェイプアップしていくことが重要です。

③自己の感想が羅列された文章

前述のとおり、Web検索をする人が求めているのは「事実に基づく、結果」です。

自身の感想だけを述べている文章では、信ぴょう性に欠けてしまいます。

商品のレビューにしても、まずは事実に基づく情報を提供しながら、それを踏まえた

自己の所感を述べていくような構成にしていかなければなりません。

伝わりやすい文章を書くための基本とは

まとめると以下の通りとなります。

・まず結論から始めてみる。

・一つの文で伝えることは一つだけ。

・事実と感想を明確にして、信ぴょう性を上げよう

上記を踏まえて、読み手ができるだけ短時間で、結論が読み取れるような文章を心掛けていきましょう。

その他のテクニック

・極端な敬語や、砕けた表現は使わないでおく

すべての人に親しみを持たれる文章を、書くことを心掛けてみましょう。

最初から最後までガチガチの敬語を使用していたのでは息が詰まってしまいます。

(しかも、敬語はいろいろ決まりが多くてメンドクサイ・・・)

硬すぎず、砕けすぎない表現で、文章を書いてみましょう。

・数値を入れて、信ぴょう性UP!

文章だけではなく、公式に発表されているようなデータ(数値)を入れてみましょう。

今まで書いてきた文章が、数値によって裏付けされ、信頼性が上がると思います。

データのソース元をリンクで貼り付ければ、なお◎です。

その際は、必ず引用元の表記を忘れずに!

・起承転結を考えてみる

ブログ文章は「結論」が大事!ではありますが、かといってそれだけでは文章として味気のないものになってしまいます。

文章の基本は、起承転結ですから、これを踏まえた文章作成を心掛けてみましょう。

・一度書いた記事は、必ず読み返してみる

プロのライターでもない限り、このような能力が一朝一夕に身につくものではありません。

しかしながら、継続していかなければスキルアップも難しいというもの。

どんどん記事をアップしていかなければなりません。

それともう一つ大事なことは、一度書いた記事を読み返して、添削をするという行動です。

書いた直後と、そのあとでは、文章に対する見方がガラッと変わり、

その時気づかなかった部分が必ず出てきます。

そのような箇所をこまごまと修正し、読み手に伝わりやすい、かつ検索されやすい

品質の高い記事を作成していくことが重要です。

自戒の意味も含めて、今後も記事を上げ続けていきたいと思います。