先日お迎えした「タイガーサラマンダー」に続き、新たなエキゾチック・アニマルに出会いました。
その名も「クランウェルツノガエル」
つぶらな瞳がチャーミングな、南国生まれのカエルです。

クランウェルツノガエルの魅力

海外では「パックマンフロッグ」と呼ばれているように、非常に大きな口と、つぶらな目の上に突き出た「角」のような突起物が特徴のカエルです。

南米原産で、鮮やかな緑色と特徴的な模様の体も美しく、地面にもぐってじっと動かない姿はまるで小さな宝石のよう。

大きさは親指の先ほどの
「ベビー」と呼ばれる時期。

タイガーサラマンダーの床材や水槽を選んでいたところ、セール中のこの子を見つけました。
ちいさな佇まいがかわいらしく、つい購入してしまうことに。
価格帯は2000円前後(時期や種類による)ということですが、今回は1000円で手に入れることができました。

クランウェルツノガエルの飼育環境

クランウェルツノガエルの生息域は、南米の湿った熱帯雨林地域。
高温多湿の環境を好むようです。
まずは乾燥をさせないことが第一(乾燥すると、体表に膜を作り、休眠状態となってしまうとのこと)
温度は24℃~28℃。熱帯に住むカエルのため、暑さにはつよい(とはいえ30℃前後が限界)が、寒さにはめっぽう弱いそうです。
上記の環境を保全できるような飼育環境を整えてあげる必要があります。

食欲は旺盛。噛みつき注意。

大きな口の上下には、ギザギザとしたするどい歯が並んでいます。

クランウェルツノガエルは肉食で、主に昆虫や魚を食べています。
旺盛な食欲で、口に入るものは何でも飲み込んでしまうことでも有名です。
また、口には細かい歯が並んでおり、獲物を逃しません。
ベビー期ならともかく、大人のクランウェルツノガエルに噛まれるとものすごく痛いので
むやみに目の前に指を出すのは控えたほうがよさそうです。

とはいえ、食欲旺盛がゆえに、人口のエサ(釣りで使用する撒き餌のようなもの)でも慣れてくれば、
問題なく食べてくれるそうです。
ただし、与えれば、与えただけ食べてしまうため、与えすぎには気を付ける必要があります。
あふれ出る食欲とは裏腹に、消化能力はとても遅く、消化不良で亡くなってしまうケースも多いのだとか。

ベビー期は毎日給餌をして、丈夫な体を作る

餌の頻度は、時期によってまちまちのようですが、ベビー期においては、丈夫な体を作ることを優先的に考えるようです。
エサの量を適切にし(大体目と目の間のサイズ)、給餌間隔は毎日でもよいそうです。
体が大きくなってくるにつれ、この間隔を伸ばしていくようです。

虫はあまり得意ではないため、早いところ人口餌に慣れてもらい、すくすくと育ってもらいましょう。

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投稿者
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太久郎左衛門

北国の山村出身。 齢十九にして、東京に出る。 冷蔵庫の残り物で、夕飯を考えるのが得意。 紙に少しでもスペースが空いていると 落書きせずにはいられない性分。

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