マヌルネコのうたをご存じですか?
今、Youtubeでバズっているコンテンツの一つです。
今回は、そのマヌルネコの暮らす「那須どうぶつ王国」に行ってきました。
広大な敷地に、様々な動物が暮らす「王国」
広さ430000平方メートルを誇る敷地内には、129種類もの動物が暮らしています。特徴は飼育形態。他の動物園と比べて、飼育場所が広いように感じます。
中には、放し飼い状態の動物と、来園者が触れ合うことのできるエリアも多数あります。
本来生息している気候とは違うものの、別の意味で野生の世界を疑似体験できる点が、那須どうぶつ王国の魅力の一つといえます。
広い敷地を、歩いてめぐるのはなかなか骨が折れます(歩くことも一応可能ですが)。
エリア間の移動には、ぜひ園内バスを利用することをオススメします。
間近で感じる、野生動物たちの息遣い
園内を歩いていると、とにかく動物たちとの距離が近いことに驚きます。
跨げば超えられるような柵の先には、カンガルーの集団が昼寝をしていますし(時には、道をとおせんぼうすることも)「熱帯の森」というエリアでは、通路をリクガメが堂々とうろついていたかと思えば、頭の上をサルが行き来していたりします。
言ってみれば多少雑多な展示状態ですが、その分来園者と動物の距離は近くなります。
動物園の醍醐味は、日ごろ接しないような珍しい動物たちとの触れ合いであると、考えれば、これほど貴重な体験ができる環境はないでしょう。
言うまでもないことですが、そういった環境であるがゆえに、マナーよく行動することは必須条件です。王国側で提示されているルールは、最低限守らなければなりません。
様々なイベントで、動物たちの身体能力を知ることができる
王国内の各所では、様々な動物ショーが繰り広げられています。
そこでは、数々の野生動物たちが、特殊な身体能力を惜しげもなく披露してくれます。
中でも圧巻なのが、バードショーと呼ばれる、猛禽類たちの競演です。
フクロウやハヤブサ、ハクトウワシ達が、広い空を縦横無尽に駆け巡ります。
音を立てず、観客の頭スレスレを飛行しながら登場する鳥たちは、まさにハンター。
狩られる獲物の気分を疑似体験することができます。
ショップや休憩所も充実!喫煙所もあり。
那須どうぶつ王国は、独自のグッズが多いです。
王国イチオシのマヌルネコやスナネコ、ホッキョクオオカミグッズをはじめ、バラエティに富んだラインナップが魅力的です。
また、入り口付近にある、休憩場は、座敷にテーブルが置いてあるだけの簡素なもの(座布団もまとめておいてあるので、各自が使う分を持っていく形式)ですが、座敷が広いので、体を伸ばして休憩することができます(なんなら昼寝もできます)
夏場は熱中症のリスクが高まりますので、適度に休憩が取れるということはとても大事な要素です。
どことなく懐かしい「癒しの空間」
今回那須どうぶつ王国を訪れて、私が感じたのは
地元に帰ってきたような、懐かしい雰囲気でした。
ゆったりとした時間の中で、それぞれの日常を日々過ごしている動物たちを見ていると、まるで昔ながらの顔なじみに会っているような感じさえします。
古いものと新しいものが、いい調和で混在している「那須どうぶつ王国」。
かわいい動物たちと、独特な雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。