恐竜博2023 IN 東京上野国立科学館

毎年恒例の恐竜博!全国各地から恐竜好きの老若男女が集結します。

おう、こいつが今回の目玉恐竜ってぇ奴だな!なんだか小せぇなあ!

実物大じゃないんだから、小さいのは当たり前だろ!

最近の陽気を感じて、桜が芽を吹き出してきたこの時分に、上野に出かけてきました。
あいにくの雨模様でしたが、それでも上野公園には、この春の風物詩を愛でようと、多くの人が訪れていました。
花見もいいですが、今回の目的は別のところ。
同じ敷地に建っている、「東京上野国立科学博物館」です。
実は2023/3/14~6/18まで、「恐竜博2023」と銘打った特別展が開催されています。
今回の主役は・・・「トゲトゲ」?。

トゲトゲ?っていやぁ、おめえ最近俺に対してトゲトゲしいな!

何言ってんだい。あんたがいつもフザけたことやってるからだろ。

美しさ、かつ力強さを感じる「鎧竜」

恐竜博は、この博物館で定期的に開催されている人気イベントです。
会場に入ると、春休み期間中ということもあり、さすがの混雑ぶり!子供から大人まで、太古のロマンに目を輝かせています。
そんな中、ひときわ目を引く展示の中央には、主役のトゲトゲこと
ズール・クルリヴァスタトル
アンキロサウルスを彷彿とさせるこの恐竜は、白亜紀後期に生息していたとのこと。
今回、頭骨から尾の先まで、全身の骨格が完全に近い形で発見され、日本で初めて公開されています。肉食恐竜のゴルゴサウルスとの対決が、数万年の時を経て、展示されている様は、圧巻です!

ズールは、映画「ゴーストバスターズ」に出てきた、「門の神ズール」が由来とのこと。同キャラクターの頭から生えているツノが今回の恐竜とよく似ているそうです。
クルリ(脛)ヴァスタトル(破壊者)の名を持つ鎧竜(手前)

こりゃあ、すげぇ!たしかに背中にゃ、トゲトゲがびっしりよ!

尾っぽの先っちょのこぶにも、トゲがあってねぇ。
それで、敵の脛を攻撃してたことで、この名前が付いたんだってさ。

恐竜の王者、ティラノサウルス!

同時代を生きていた恐竜の中でも、一番有名な恐竜といえば、ティラノサウルスでしょう。

鎧竜が守りに特化して進化していく中で、攻めの頂点に君臨するティラノサウルスとの対比も今回の恐竜博のコンセプトとなっています。

今回、世界初公開となる、ティラノサウルス「タイソン」や、史上最重量個体の「スコッティ」が展示されていました。

また、4K映像で見る、当時のCG映像も見ごたえ満点!

まるで3D眼鏡をかけているような迫力とクオリティは必見です。

今にも動き出しそうな、「ティラノサウルス」の化石。発掘されたティラノサウルスの中で、最も重い個体が展示されています。

あんた!ティラノサウルスだよ!ちょいとアチシと一緒に撮っておくれ!

待ってくんな!さっきからおいらの顔しか映ってねぇのは、どうしてだい?

何、自撮りモードにしてんだい!余計なトコは触らないでおくれよ!

興奮冷めやらぬ中、衝動買いまで・・

展示の最後には、特設ショップがあり、今回の恐竜博にちなんだグッズが数多く並んでいます。こうなっては、展示を見て気分が高ぶる子供がおとなしく帰るはずはありません。子供用にお土産を購入し、大満足の中、帰路につきました。

上野国立博物館では、2023/6/18まで、この恐竜博が開催されています。

ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

太古の時代に、思いを馳せるってのは、
何歳になってもワクワクするもんだねぇ・・

そういやおめぇ、今年で何歳になったんだい??

よ、余計なこと聞くんじゃないよ!

「恐竜博2023」上野国立科学博物館