あんた、イチゴ食べたくないかい?
おうっ!いただくぜ!どこにあるんだい??
よしきた!今から新潟県に、いちご狩りに行くよ!!
GW直前!珍しいイチゴを求めて、向かったのは・・・
皆さん、イチゴは好きですか?初恋のように甘酸っぱい、真っ赤な宝石であるイチゴは
市販されているものでも、当たりはずれがあります。
また、「とちおとめ」や「あまおう」に代表されるブランドイチゴは、たしかにおいしいですが、値段が桁違いであり、なかなか手に入れる機会が少なくなっています。
そのため、イチゴはすきでも、普段はなかなか購入しない人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにぜひおすすめしたい!
今回は、所用で行った新潟県湯沢市において、あまり知られていないいちご狩りができるスポットをご紹介します。
わざわざ、こんな遠くまで行くってぇのかい??
何言ってんだい!おいしいイチゴ食べたいんなら
労力を惜しむんじゃないよ!!
湯沢ICからめっちゃ近い!イチゴ農園の「湯沢イチゴ村」
今回訪れたのは、越後湯沢ICから目と鼻の先にある
湯沢いちご村
です。
広大な敷地に設置された3~4棟のビニールハウス内には、甘く実ったイチゴが満載です。
そして、その特徴は、なんといっても希少種「越後姫」を存分に収穫することができる点です。
GW直前に行ったこともあり、まったく混雑していません。
入園料200円を払って、いざいちご狩りへ!
イチゴ農園の様々な「仕掛け」
ハウス内を歩いてみると、いたるところにミツバチが飛び回っています。
そして、ハウスの中央には謎の箱が。
実はこの中にミツバチが入っており、(1箱内に4000~9000匹!)イチゴの受粉を手伝っているのです。植物の受粉にミツバチはなくてはならない存在です。
また、天井には大きなファンが設置されており、室内の温湿度を一定に保つよう工夫されています。
このような栽培に適した気候に整えられた3~4棟のビニールハウスの中では、各棟毎に時期をずらしてイチゴが育てられています。
その時の状況に応じて、いちご狩りが実施できるハウスを切り替え、不作の時期や、収穫量を調整しているものと思われます。
いざ、「越後姫」をわが手に!
こうして、丹精込めて育てられた「越後姫」は、糖度が高く、つややかな紅色に身が染まっています。
形も本来のイチゴのような「しずく型」が多く、いびつなものはあまり見られません。
大きく実った宝石を、一心不乱にかごに入れていきます。
気分は宝石強盗です。(表現が不適切ですが・・)
ただし、収穫後に量り売りで買い取り方式をとっているため、あまり調子に乗って収穫しすぎるのは禁物です。
実食!そのお味は・・・
収穫が終わったら、入り口に戻って計量します。
1パック(200g)あたり1000円弱で、値段は「あまおう」1パックと同等といったところ。
カウンターの横にテーブルがあり、そこで実食ができるため、早速口にします。
まず噛むと、程よい酸味が舌を刺激します。そこから芳醇な甘みが口いっぱいに広がっていきます。とにかく甘い!まるで砂糖がけのイチゴ牛乳をそのまま食べているよう。
カウンターには練乳も用意されていましたが、全く必要としません。
あっという間に1パックを平らげてしまいました。
「これを食べたら、ほかのイチゴは食べられない」(農園の人:談)といわれるのもうなずけます!
こいつぁ、うめぇ!いくらでもイケるぜ!!
・・一応、金かかってるからね、調子に乗って食べすぎないでおくれ。
スキーもいいけど、「イチゴ」もね!
越後湯沢といえば、どうしても「スキー」というイメージが強いのですが、シーズン外にはイチゴ狩りもオススメです。
甘くて大きな、魅惑の一粒・・「越後姫」
機会があれば、ぜひとも味わってみてください。