スイーツの王道といえば、ケーキ!という意見に、否定的な見解をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。そんなケーキの中でも、シンプル故に当たり外れの差が激しいのが、チーズケーキ。今回は、そのチーズケーキの中でも、スペインのバスク地方をルーツとするバスクチーズケーキ専門店で、美味しい一品を紹介したいと思います。

東京広尾に店を構える「BELTZ」。本格的なバスク地方のチーズケーキを提供する人気のお店なんだそう。最近、バスクチーズケーキというフレーズはよく聞きますが、実際に食したことはありませんでした。今般、近所のイベントコーナーに期間限定で出店したと聞いて、早速買ってみました。果たして、どんなお味なのでしょうか。

BELTZのチーズケーキの特徴は、まずこの見た目。「え?焦げすぎじゃない?」と心配になるほど、表面が真っ黒に焦げています。あえて焦がすことで風味を最大限に引き出しています。
それでいて中はふんわりクリーミーで、まるで半生状態。これがバスクチーズケーキの特徴です。BELTZでは、このバランスが最高の具合となるよう、火の入れ方を研究し、独自の製法を編み出しました。ちなみにBELTZとはバスク語で「真っ黒」という意味なんだそう。本格的なバスクチーズケーキに魅せられたと自認する店主の思いが店名から伝わってくるようです。

商品は冷凍状態のため、包装を外して冷蔵庫で解凍します。所要時間は7~8時間。コーヒーを点てて、早速いただきます。